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アトリエ・ンーメについて

ふだんは5歳と3歳、 ぴったり1000日差の姉妹に おそろい服を縫っています。 「ンーメ」というのは まだ言葉が拙かったころの娘たちが 私をなぜかそう呼んでいたことに 由来します。

もともとは、こども服を探しては 迷う毎日でした。 けれど、少しずつ自分の 「こうしたい」がはっきりしてきて。 あえて赤ちゃんっぽくない装いで、 家族を驚かせたい。 救急車がついたピンクの服で、 娘を喜ばせたい。 この服の、この袖だけ 少し変えられたら。

小さな願いをかたちにしたくて 細部を整えているうちに 製図に手を伸ばし 姉妹のサイズを行き来したくて CADに触れ 気づけば、母になってからの 最初の5年間で縫ったこども服は 300着を超えていました。

今は、あの頃の自分が 探し回っていたものを、 少しずつ、ショーケースに並べています。 つくり込むところは、しっかりと。 遊べるところは、自由に。 仕立てる時間まで、 いとおしくなる一着を。